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憧れのインドへ その1  1996

バックパック背負って旅するようになってから、インドはあこがれの国でした。

旅先で知り合った人たちのなかでも 見るからに旅慣れている人は、ほぼまちがいなくインドに旅していたからです。



私にとって、インドに旅する=バックパッカー一人前という勝手な方式から いつかは・・と、思っていましたが、なかなか行けずにいました。

インドには、呼ばれた者が旅立つ、本に書かれていたこの言葉を信じ続けて、チャンスをのがしていた私も1996年の5月、やっとあこがれ続けたインドに呼ばれました



期間は、2ヶ月。

デリーから入って、主に北インドを廻って、陸路ネパールに入国、再度インドに戻る、というダンナとのふたり旅。



当時住んでいたハンブルクから、KLMでデリーへ。

機内食のインド料理がおいしくて、おもわずデザートの名前をφ(..)メモメモ



それまでもいわゆる治安のよくない国々を旅してきた我々ですが、入国早々、インドの強烈パンチをくらいました



デリーに着いたのは、夜かなり遅かったのですが、早くホテルに落ち着きたいと思ってました。

目的地である安宿街のメインバザールに行く、という乗り合いバスを教えてもらい(一応、信用できそうな人に聞いて)、首都とは思えない暗い夜の街を走ることしばし・・・。



突然、インド人の男性(覚えてないんだけど、たぶん案内してくれた人か、その人から我々の行き先を聞いて知っていた人だと思う)が、

「ここが、降りる場所だ!」

せかされて降りた私たち。

ここではないのは明らか。



ここからは、リキシャで行くことになってしかたなく乗りこんだ私たちに あやしげなドライバーが話しかけてくる。

ドライバー「インドは初めてか?」

ド「メインバザールは、今、クローズしている。インターコンチネンタルホテルに連れて行ってやる。」(ハイハイ、やっぱ、そういうことね。)

私たち「NO!お金そんなにないから泊まれない。メインバザールに行かないなら降りてタクシーに乗り換える!」

ド「メインバザールには、行けない。」

こんなやりとりがしばらくあって・・・



突然、暗闇からポリスが飛び出してきてリキシャをとめる。

ふたりは なにやら言い合いをしているので、不安な気持ちで見ているとこれまた突然、ポリスが、ドライバーを殴りつける。

ビビる私たちに、ポリスは警棒を手に

「メインバザールには行けない!今日、爆弾テロがあって現在閉鎖されている。旅行者も死んでいる。おまえたちには、手ごろなホテルに案内するように言ってある。いいか?絶対、行ってはいけない!」

ええっ~~テロ?死者まで?



すっかりおびえた私たちは言われるまま、初めての土地で全くわからない場所に連れて行かれたのでした。



おびえてはいたけれど、半信半疑で、ホテルに着いてチェックインして やっぱりおかしいと思い始めました。

インドにしてはかなり高いホテル代をしぶしぶ払って(朝になったら速攻で出るつもりだったのでしつこく連泊をすすめられても払わず)、部屋へ。

それ以降泊まったのは安い所ばかりだったから、結果的には私たちが泊まった一番高級なホテルでしたが、まちがいなくだまされてる!と思っていた私には全然快適じゃありませんでした



で、ドッと疲れてベッドの上で見たガイドブックには、まさに今私たちの身に起きたこととそっくり同じ出来事がインドでよくあるトラブルの例として載っていたのでした

ふたりとも、このページを読んでいなかったのが悲劇でした



翌朝、日本人だから簡単にだませると、心の中で舌をだしていたであろうホテルのスタッフは、しつこく

「一刻も早く、デリーから出たほうがいい。いい旅行会社があるから、これからそこで全日程の予約を入れて個人行動は、しないように。危険だ。」(フン!もうだまされないよ~



精算時にも、モメた末、だまされっぱなしではしゃくなんで、ホテルの言ういい旅行会社とやらへリキシャで連れて行ってもらった。

このホテルはかなり中心地から離れていて、私たちの持っている本には載っていないので、現在地が全くわからないのでした。







着いた旅行会社のスタッフもグルだと確信していた私たち、もう、絶対だまされないぞ~

え?じゃ、なんで、のこのこついてきたか、って?

ホテルの位置関係がわからなかったので、とりあえずグルの旅行会社の所在地を聞いたら、中心地のコンノートプレイスにあるという。じゃ、そこまで連れて行ってもらって、あとは、適当にバイバイと、いう予定



やっぱり、ここの人も

「なんてときにインドに来たんだ。今、デリーは、とても危険だ。私が全て予約してやるからこれからどこに行きたいのか言ってみろ。すぐ、デリーを離れた方がいい。」(はいはい、またこれかよ~。もう、だまされません

が、差し出された新聞の一面には大きな文字でBOMBとありました

えっ

英字新聞を読んでみると、どうやら、テロがメインバザールであったのは本当で実際、死者もいたようだ。

これって、やばいよね



もう、この男の人の話なんてどうでもいいから早く日本大使館に行って情報収集だとばかりに私たちは、金持ち日本人をダマして儲けようと必死な男の人を無視して外へ。

待ち構えていたリキシャのドライバーもあわてて

「駅に行くんじゃないのか?」

私たち「ほっといてくれ。もうだまされないよっ



とりあえず、目についた本物の政府観光局(自称観光局が多い)に入ってテロについてたずねると

「インドじゃテロなんてしょっちゅうあるよ。」

メインバザールも閉鎖されてなどいないとのこと。

一安心。



で、何気なく ホテルと自称ポリス、リキシャドライバーがグルになっていてだまされた話をしていたら、職員が真剣に聞いてくれて、なんと、ホテルに電話してボラれた分のお金を返金してもらえることに



見覚えのあるあのにくたらしいホテルの男がやってきて、私たちには見向きもせずに職員になにやら話している。

最後まで私たちを無視して頭にきたけど、なんとか、ボラれた分が返ってきてラッキー



歩いてメインバザールに行ってみると、テロなんてウソのように大勢の人が行きかっている。



そんなこんなで、目的地にたどり着くまでずいぶんかかったけど、ここからやっとインドの旅が始まったのでした

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プロフィール

旅こぶた

Author:旅こぶた
もとバックパッカー主婦。好きなのはインド、トルコ、イスラエル、タイ、バリ島などなど・・・。今はもっぱら家族旅行ですが、赤ちゃんのころから旅に連れ歩いていた子供たちもやっぱり旅好き。夢は家族でインド長期旅行!
旅日記のほか、趣味で作ったハンドメイド作品の記録も。

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