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物乞う仏陀

  最近読んですごい衝撃を受けた一冊があります



           
物乞う仏陀物乞う仏陀
(2005/10/13)
石井 光太

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アジアを旅すると必ず目にすることになる物乞いや身体障害者の姿

著者は、まさに体当たり取材で彼らの中に飛び込んでいきます

時には取材相手を信用させるためにハッシッシを吸いながら、時には身の危険を感じながらも深く暗部に踏みこんでいきます

特に衝撃的だったのが、インドのムンバイとチェンナイの章

赤ちゃんのときにマフィアによって誘拐され、その管理下の物乞いや売春婦にレンタチャイルドとして育てられた子供たちは、5,6歳になると手や足を切断され、マフィアとつながっている医師のもとで治療を受けた後、物乞いとして街に出るのだそうです

著者は、取材中涙が止まらず食欲も失うほどのショックを受けながらも取材を続けます

しかし自分の身に危険が及び、最後に取材を受けてくれたマフィアに怒りの声を発します

が、そのマフィアの返事は・・・

「自分の意思でマフィアになる人間はほとんどいない。俺は、親に捨てられたんだ。それで、ストリートチルドレンとして育って、いつの間にかコロニー(マフィアの拠点)で暮らすようになったんだ。」

その言葉に、彼は、怒りや悲しみをぶつける相手を失い、やるせない気持ちになります

レンタチャイルド、手足の切断、売春、誘拐、そんなことがまかり通っている世の中なのに、告発し糾弾したくても本当の意味での加害者がいない。見渡す限り、犠牲者しかおらず、彼らは彼らの立場で苦しみもだえているのだ



なかには、25歳(当時)の若者らしいちょっぴりせつない話も・・・

バンコクの街中で出会った美しい車椅子の宝くじ売りの女性とのエピソード

きっと、著者はとても正直な人なのでしょうね~

かっこ悪い自分も偽りなく書いています

普通、観光客然とした人が障害者や物乞いに取材しようとしてもなかなか心のうちを見せてはくれないでしょう

自分に正直で誠実な彼だからからこそ書けた一冊だと思います

彼の、イスラムの国々に住む人たちの性を書いた神の捨てた裸体も読んでみたくなりました



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テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

タグ:物乞う仏陀 インド 石井光太

comment

今晩は~
ちょこちょこ 読ませてもらってましたが これは
衝撃です。明日 本屋さんへ 行きたいです。本当に
色々奥深い話が 多いですね。ありがとうございます。
  • 2009/03/05(木) 22:51 |
  • エミ |
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No title

エミさん、こんにちは

この本は私も全く予備知識なしに図書館で借りて読んだので、旅行記みたいなものだとばかり思っていました。
文章にも彼の人柄が表れていて読んでいて共感するところが多かったです。

おすすめしますv-392
  • 2009/03/07(土) 14:54 |
  • 旅こぶた |
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こんにちは
昨日書店の方に在庫 検索してもらい幸いにも1冊あったので 買ってきました。夜 ゆっくり読み始めましたが、鼓動が激しくなってくるのが自分でも わかる程です。
まだ途中ですが、読みおえたら又 寄らせてもらいます。
  • 2009/03/07(土) 17:20 |
  • エミ |
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まだ自分の中で、色々な想いが錯綜してます。

物乞いの字には、何も思わずに、読むと乞●の文字が溢れてきて、先ずそこに動揺しながら読んでる自分に何なのかと思ってしまい
予想してたとはいえ強烈な事実に、やっぱり驚愕せずには いられませんでした。

フジテレビの世界が‥‥
2回程観て止めてましたが
久しぶりに観ました。
シエラレオネの12才の少年両親を目の前で虐殺されて4年振りに喋った言葉が
首に手を当てながらdie。
ニジェールの少年は、物乞いをしたくないからと椅子作りを習得しようと頑張り。
スタジオでのゲストの発言や現地でのリポートに
観なくなり、今日又あるのは予告があったので知ってたけど観るつもりは、ありませんでした。これを読むまでは。でも、まだ恵まれてる?それも違う。

物乞いまでが、ビジネスとして成立し、戦争のさなかでも欲望が満たされ‥‥。こういう話題には最近色々な経験から避けていましたが、テレビを観ながら、ただただ涙を流し、読み終えても2文字に対して、結局は、上から目線の自分だったのかと考えたり。

すみません。何だか訳のわからない感じになってますが、読みたい衝動にかられて購入しましたが、ちょっとした清涼感もあるんです。よくわからないんですけど。自分の中の傲慢さに気付いたのかもですか‥‥。
  • 2009/03/08(日) 00:24 |
  • エミ |
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No title

昨夜のフジの番組はシエラレオネの少年の部分だけ見ました。
たまたまつけてちょっと見ただけでチャンネルを回すつもりが息子がいつになく真剣な表情でTVから目を離さなかったので結局その部分だけ最後まで見たのでした。
彼なりに感じることがあったのかな、と思いました。

本当に重い事実ですね。
私には想像もつきません。
こういう番組やニュースなどを見て子供から聞かれたときに、いまだにどういう言葉をいうべきなのか、正直わかりません。
「かわいそう」は違う気がするし、「日本でよかったね。幸せだね。」ともいえない・・・。
私の言葉より、子供たちそれぞれが自分で感じることが大事かな、とも思います。
親として考えるきっかけを作ってやるだけでじゅうぶんかもしれません。

エミさんが、私と同じようにこの本に出会って、感想を言いにまたきてくれたことがうれしいです。
私も、読後感はただショックなだけではなく、暖かなものも感じました。
著者の人柄かと思います。
  • 2009/03/08(日) 17:06 |
  • 旅こぶた |
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今晩は~
図書館に時々行って借りて来るのは、主人だけで誘われても 行かなかった私が
この本を読んでる(2回目)のを見て驚いてました。主人が、寝てからか、出掛けてる時に読んでたので。何しろジソブ三昧でしたから。今、主人が読んでます。これからは、一緒に行って来ようと思いました。

そうですね。後味の悪さとかが無かったからですね。この青年の人柄が、こんな私にも、ちょっとは伝わったのが嬉しいです。
拙い私の感想に、お付き合い下り ありがとうございました。
  • 2009/03/08(日) 21:31 |
  • エミ |
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No title

エミさんが感動できる本と出会えてよかったですね。
私はまだなのですが、この著者は「神の捨てた裸体」という本も書いているので読んでみてください。

ジソブ、好きなんですか~。
じゃ、ここもジソブ関連で知ったのでしょうか。
同じジソブファンとしても、これからもよろしくお願いします。
  • 2009/03/09(月) 15:52 |
  • 旅こぶた |
  • URL
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ちゃんとメモして捜すつもりです。ありがとうございます。
まだまだジソブ歴 短い私ですが、こちらこそ よろしくお願いします。
  • 2009/03/10(火) 17:07 |
  • エミ |
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プロフィール

旅こぶた

Author:旅こぶた
もとバックパッカー主婦。好きなのはインド、トルコ、イスラエル、タイ、バリ島などなど・・・。今はもっぱら家族旅行ですが、赤ちゃんのころから旅に連れ歩いていた子供たちもやっぱり旅好き。夢は家族でインド長期旅行!
旅日記のほか、趣味で作ったハンドメイド作品の記録も。

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